過去ログ - ハギヨシ「プロの使用人…ですか?」透華「そうですわ!」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 22:13:43.59 ID:TqMuaoZzO


ゆっくりと料理を口に運ぶ二人、ハギヨシは静かに目を閉じて、決まっているであろう二人のセリフを待つ


胡桃「お、美味しい!? すごく美味しいですよ!ハギヨシさん!」

胡桃母「一流の職人ですわねぇ♪こんな料理が家庭で食べれるなんて、はぁ、頬が落ちそうです」

ハギヨシ「喜んで頂けて感謝の極み…」


ハギヨシはそう言って静かに自分の料理に手を付け食べはじめた、すると、彼は自分の作ったそれに少しだけ眉を潜める


ハギヨシ(…まぁ、七十点と言ったところですか、今回はちょっと失敗ですかね?)

胡桃「…ハギヨシさん?どうしたんですか?」

ハギヨシ「いえ、なんでもありませんよ、気にしないで下さい」


胡桃の問いかけにやんわりと答えを返すハギヨシ、彼女は首を傾げて再びハギヨシの作った料理を食べはじめる

そして、食事を食べ終わった胡桃母は早速、ハギヨシを部屋にと案内した


胡桃母「この部屋は空き部屋ですから滞在する間は好きに使ってくださいな」

ハギヨシ「感謝しますマダム、家事や手伝って欲しい事がありましたら何なりと申し付けください」

胡桃母「本当にいい人ねぇーハギヨシさんは♪浮気しちゃおうかしら」

ハギヨシ「うふふ、今も必死で働いてらっしゃる胡桃さんの父上様は私よりも良い人ですよ?冗談でもダメです」

胡桃母「そうですわね♪ありがとうございます」

ハギヨシ「こちらこそ有難いお言葉ですありがとうございます」

胡桃「ハギヨシさん、何か手伝うことありますかー?」

胡桃母「おやおや、それじゃお邪魔虫の私は洗濯でもしてますねー」


そう言って、ハギヨシを案内した部屋に顔を出した胡桃に聞こえるように声に出して部屋からでてゆく胡桃母

ハギヨシは手伝いを申し出た胡桃の方に振り返る


ハギヨシ「そうですねー…荷物も整理ましたし」

胡桃「あれ?それじゃもしかしてやる事ないですか?」


胡桃は自分が来る前にハギヨシが事を済ましてしまった事に首を傾げる、つまりは空回りというやつである

しかしながら、ハギヨシはそんな胡桃に懐から取り出した資料を見せ、微笑みこう述べた


ハギヨシ「それじゃ今日作った宮守の麻雀のデータがあるのですが整理するのを手伝って頂いても?」

胡桃「!!…よろこんで!」


二人はこうして一時間だけ、一緒に今日の麻雀のデータを整理した


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