過去ログ - ダブルクロスシナリオみたいなSS:ベストピクチャー
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/22(木) 10:57:14.12 ID:nlKd7fRvo
オープニングフェイズ:シーン1
シーンプレイヤー:PC1(仮名「一朗」)

時間は、今から1週間前にさかのぼる――――

あなたは、いつものように朝の食事をとっていた。両親はすでに出かけており、一緒に食べているのは叔父だけだ。
余裕はあるものの、そこまで時間があるわけではない。朝食を手早く済ませると、あなたは高校に向かう準備をしていた。
そんな時、叔父は新聞を読みながらあなたに話しかけてきた。

叔父「もう学校へ行くのか?」

一朗「うん。なんか最近ちょっとしたトラブルが多くてね。今日はいつもより早くいこうと思うんだ。」

叔父「そうか……なぁ、一朗はH市についてどれくらい知ってる?地理とか歴史とか、そんなどうでもいいものでもいいから。」

一朗「えっと…とある県の海岸沿いに出来た新興都市で、人口は約20万人。ここに本社を置いてる大企業「テラ」の周りで発展していった典型的な企業城下町…だっけ?」

ちょうど手元にあるガイドブックを取り出して読み上げる。

叔父「まぁそれくらいだろう…一般的な情報なら。」新聞越しなので表情はよくわからない

一朗「どうしたのさいきなり。もしかして、情報がないから自棄になった?」

叔父「…いや、その逆さ。」ボソリ 一朗「?」

叔父「今日も取材に行ってくるんだが、多分今日で知りたいことがつかめるかもしれない。もしこれが本当なら…この街にある秘密を暴けるかもしれない。」

一朗「秘密?…よくわからないけど、無理はしないでね。」

叔父「ああ…もう学校いきな。帰ってきたら、記事にする前に、お前にその秘密を話してやるよ。」

一朗「うん。わかった。頑張ってね。」


叔父が冷たくなって発見されたのは、それから数日後のことであった。


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