過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 16:33:36.79 ID:xe0Bkj3eo



 目が覚めたときには夜中の十時過ぎで、体調はいくらかマシになっていた。
 まだ軽く咳が出たが、夕方頃よりはだいぶマシだった

 水を飲もうと思ってリビングに行くと、父が帰ってきていた。
 誰かと電話で話をしているらしい。俺はあまり気にしないことにした。

 水を飲んでから、シャワーを浴びて歯を磨き、寝る準備をする。
 鏡を見て歯を磨きながら、頭の中で、べつに無理に何かを書く必要はない、と自分に向けて言ってみた。

 たしかに、と俺は思った。文章なんて書かなくたってまったく困らない。
 
 そう思うと少しだけ体が軽くなった気がした。

 なんだかいろんなことが自分とは無関係に起こっている気がする。
 ひょっとしたら、まだ夢の中にいるような気持ちだったのかもしれない。
 
 落ち着かない一日だった。
 不調の原因が寝不足なら、やはり、もう少し生活をかえりみるべきだろう。
 少しの間、文章を書こうとするのは諦めた方がよさそうだった。



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