過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 18:56:48.87 ID:ESoSJTHeo

 時間は二日目の昼過ぎで、家には誰もいなかった。
 俺たちは徹夜明けのテンションのまま「看護戦隊エンジェルナース」の続きを見ていた。

「なにって、何の話?」

 俺の声にまっさきに反応したのはビィ派の奴だった。

 女顔で背が低い。パッと見だと美少年に見えなくもない。見た目だけなら。
 でも口が悪いうえに乳房原理主義者だった。女の価値は胸で決まると主張して憚らない。
 エーコ派の俺と衝突を繰り返すのはごく自然な成り行きだと言えた。

 俺たち三人の中でいちばんのエロス大臣でもあり、エロフラ巡りを提案したのもこいつだった。
 
「……いや、つまりさ、この高二の夏休みの、終わり頃に差し掛かって、だ」

「うん」

「他の奴が、彼女と夏祭りなんかに行ってるような時季にさ」

「……うん?」

「なんで、男三人で集まって、エロフラッシュなんて見てんだ?」

「……」

 あー、こいつそれ言っちゃうのかー、と言いたげな顔で、ビィ派の奴は俺を見た。



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