過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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227:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/04(水) 18:02:39.53 ID:hAkQPchbo

「珍しいね。昼に来るなんて」

 彼女は意外そうな顔をした。

「……そっちは、雨の日だろうとお構いなし?」

「今日はたまたま、そういう気分だったから」

「物好きだね」

 雨の感触が不快だった。彼女の様子はいつもとまるで変わらない。
 当たり前だ。天気なんてささやかな変化だ。いつだって少しずつ違う。
 そんなものに影響を受けるなんて馬鹿げてる。

「何かあった?」

 彼女は、いつもとは少し違う訊き方をした。
 いつもよりずっと、不安そうな訊き方。

「……いや」



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