過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
↓
1-
覧
板
20
251
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/05(木) 18:16:48.98 ID:6HVoPzVuo
会話はそこで途切れたけれど、従妹はまだ何か言いたそうにしていた。
元々猫の舌の話なんて話のとっかかりのつもりだったんだろう。
「野菜炒め、どう?」
「……あ、美味しいよ。料理、ちゃんとできるようになってたんだね」
話しかけてみても、返事はとってつけたみたいな響きを孕んでいた。
しばらく黙々と箸をすすめる。従妹はどことなく上の空だった。
それもそんなに長くは続かなくて、やがて覚悟を決めたみたいに顔をあげたかと思うと、
「あの、さっきのことだけど」
そんなふうに切り出した。
「さっきって?」と俺はうそぶいた。
「だから、さっき、ちえこがさ、おにいちゃんを追いかけていったでしょ。あれって……」
さて、と俺は思った。どうしよう? どう答えればいいんだろう。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
642Res/457.09 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1377165370/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice