過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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255:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/05(木) 18:20:50.21 ID:6HVoPzVuo

 どうも頭がうまく回らない。俺も疲れてるんだろう。
 しなきゃいけないことはたくさんある。今日は課題だって出たし、予習だってしなくちゃいけない。
 読みかけだった小説の続きだって、しばらくほったらかしのままだった。
 
 ミーガン・ロクリンはあのまま息絶えてしまうんだろうか? 
 とはいえ、生き延びたところでもはやどうにもならないという場面ではあるのだけれど。

「出口があればいいんだけどね」

 と、俺は意味もなく呟いてみた。独り言。いつもより明るい調子で。
 そう呟くだけで、ちょっとだけ前向きな気持ちになれた。
 心が弱りそうなときは、そういうささやかな励ましが大事だ。嘘だってかまわない。

 もちろん、出口なんてどこにもないんだけど。



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