過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/06(金) 19:09:31.87 ID:1fpknpK6o
そのとき部室の入口のドアが開いた。顔を向けると、顧問が立っている。
運動部だったら集合掛けて挨拶しに行くところなんだろうが、誰もなにも言わなかった。
みんな作業に熱中していた。俺以外。
だからだろうか。顧問は俺に話しかけてきた。
「どう、調子は?」
「はあ。まあ」
「部誌の原稿は?」
「……まあ、なんとか。そのうち」
「ぼんやりしてると間に合わないぞ。来月頭なんてすぐだよ」
「まあ、なんていうか、いろいろ、思うところがあって」
「なにが思うところだよ。あれか、スランプか。芸術家か、おまえは」
顧問はまるで面白い冗談でも聞いたみたいに大声で笑った。
死ね、と俺は思った。妙に腹立たしい。
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