過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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302:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:03:04.31 ID:/T6oPI9Oo



 翌朝、俺が登校したときには、シィタ派は既に教室に来ていた。

 頭を掻いたりしながらノートに向かってペンを動かしている。
 なんだかすごく苦しげに。

 その様子がちょっと怖かったので、俺は普段より気安げに声を掛けてみた。

「よお」

 シィタ派は驚いた様子で顔をあげた。怖いくらいの驚き方。

「ああ、うん。おはよう」

 そしていつものように笑う。俺はちょっと面食らったけれど、その表情でちょっと安心した。

「……部誌の?」

 訊ねると、彼はちょっと気まずそうな顔で頷いた。

「調子は?」

「まあ、うん」

 彼にしては曖昧な答え方だった。あまり芳しくないのかもしれない。



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