過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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389:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 19:26:18.86 ID:4zbhAxRHo

「うん」

 と言いながら、俺は左手でも同じように妹の頬をつねってみた。

「……なんなの」

「いや、触り心地がいい」

「……せくはら」

「どこが。いや、おまえ、これは世界狙えるよ」

「……ばか?」

 妹はなんとも言えないような顔つきで俺の手のひらを掴むと、それをそっと引き剥がした。
 それから何も言わずに俺を置き去りにして、キッチンへと去って行く。
 残された俺は濡れそぼった靴と靴下を脱ぎ、タオルで足を拭いてから脱衣所に向かった。
 
 いつもと、自分の中の何かが違うのを感じた。



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