過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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407:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/16(月) 20:26:08.70 ID:zhZHaN9Ho

 そう思ったことが分かったわけでもないだろうが、じっと見られていることに気付いたのか、父は俺の顔を見た。

「どうした?」

 うってつけのタイミングではあった。
 でも俺は、とっさに「いや」と否定する。
 
 それからたまらなく嫌な気持ちになった。
 父は「そうか」とだけ言ってビールを啜った。

「……美味いの?」

「……ん?」

「ビール」

「……んー。これは微妙だな」

「……」

 しらねえよ、と言いたかったけれど、自分で訊いておいてそれはできなかった。



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