過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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456
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以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/20(金) 18:52:24.11 ID:TSSmLI+Wo
「いや、まあ、それはともかく、乳房があるからといって女性だとは言い切れないよね」
「……そう、か?」
以下略
457
:
以下、新鯖からお送りいたします
[saga]
2013/09/20(金) 18:53:03.68 ID:TSSmLI+Wo
つづく
458
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/20(金) 19:59:18.22 ID:7CvuPEdKo
おつ
459
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/09/22(日) 12:19:43.48 ID:3ojQTKCHo
そこにおっぱいがあれば、ちっぱいでもおっぱいだ
460
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/22(日) 16:33:52.05 ID:9lqdvaLCo
◇
散歩から戻る途中、従妹はずっと何かを言いたげにしていた。
訊ねるべきか、訊ねないべきか、俺はずっとそれを考えていた。
以下略
461
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/22(日) 16:34:22.96 ID:9lqdvaLCo
「あのさ、文章を読むことについては、さっきの話で納得したんだけど」
不意に、従妹は口を開いた。
以下略
462
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/22(日) 16:34:50.99 ID:9lqdvaLCo
「おにいちゃん、わたしって、女の子?」
しばらく押し黙ったかと思うと、ふたたび口を開き、従妹は、突然、本当に突然、そんなことを言い始めた。
以下略
463
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/22(日) 16:35:20.45 ID:9lqdvaLCo
「女だよ」と俺はもう一度答えた。
「……うん」
以下略
464
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/22(日) 16:35:46.84 ID:9lqdvaLCo
つまりね、と従妹は話し始めた。
「わたしが女性であるための条件って、なんなんだろう?」
以下略
465
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/22(日) 16:36:13.79 ID:9lqdvaLCo
「肉体は"わたし"だけど、それは"わたし"じゃない」
「現実では、人の精神は人の肉体を離れたりしない」
以下略
466
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2013/09/22(日) 16:36:39.81 ID:9lqdvaLCo
「たとえば、俺がある朝目覚めると、同じ学校のクラスメイトBくんになっていた。
俺はBくんの家で目覚め、Bくんの制服を来て学校に行き、Bくんの席に着く。
そして本当の俺の身体の方にBくんの精神が宿っているのではないかと考える。
けれど、実際に俺の肉体と会話をしてみると、まるで俺とそっくりな喋り方、そっくりな態度、そっくりな考え方をしている」
以下略
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