過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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457:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/20(金) 18:53:03.68 ID:TSSmLI+Wo
つづく


458:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/20(金) 19:59:18.22 ID:7CvuPEdKo
おつ


459:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/22(日) 12:19:43.48 ID:3ojQTKCHo
そこにおっぱいがあれば、ちっぱいでもおっぱいだ


460:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/22(日) 16:33:52.05 ID:9lqdvaLCo



 散歩から戻る途中、従妹はずっと何かを言いたげにしていた。
 訊ねるべきか、訊ねないべきか、俺はずっとそれを考えていた。
以下略



461:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/22(日) 16:34:22.96 ID:9lqdvaLCo

「あのさ、文章を読むことについては、さっきの話で納得したんだけど」

 不意に、従妹は口を開いた。

以下略



462:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/22(日) 16:34:50.99 ID:9lqdvaLCo

「おにいちゃん、わたしって、女の子?」

 しばらく押し黙ったかと思うと、ふたたび口を開き、従妹は、突然、本当に突然、そんなことを言い始めた。

以下略



463:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/22(日) 16:35:20.45 ID:9lqdvaLCo

「女だよ」と俺はもう一度答えた。

「……うん」

以下略



464:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/22(日) 16:35:46.84 ID:9lqdvaLCo

 つまりね、と従妹は話し始めた。

「わたしが女性であるための条件って、なんなんだろう?」

以下略



465:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/22(日) 16:36:13.79 ID:9lqdvaLCo

「肉体は"わたし"だけど、それは"わたし"じゃない」

「現実では、人の精神は人の肉体を離れたりしない」

以下略



466:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/22(日) 16:36:39.81 ID:9lqdvaLCo

「たとえば、俺がある朝目覚めると、同じ学校のクラスメイトBくんになっていた。
 俺はBくんの家で目覚め、Bくんの制服を来て学校に行き、Bくんの席に着く。 
 そして本当の俺の身体の方にBくんの精神が宿っているのではないかと考える。
 けれど、実際に俺の肉体と会話をしてみると、まるで俺とそっくりな喋り方、そっくりな態度、そっくりな考え方をしている」
以下略



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