過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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555:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/30(月) 20:22:30.33 ID:k2Irhjhjo

 俺たち二人はそれから何も言わずに傍に置かれていたベンチに並んで座った。
 外はもうほとんど真っ暗になっていた。

「なんで……」

「ん?」

「なんで、何かあったって思った?」

 長い沈黙の後、俺がそう訊ねると、彼は少し間を置いてから、手に持っていたスポーツドリンクを喉を鳴らして飲んだ。

「何の話?」

「さっきの話」
 
 ああ、と彼は頷いた。

「見てればだいたい分かる」

「みんなにそう言われる。俺ってそんなに分かりやすいかな」



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