過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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557:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/30(月) 20:23:38.10 ID:k2Irhjhjo

「……いや、高橋って言われても、大勢いるし、漠然としすぎ」

「だから、ほら。中二の冬頃におまえと喧嘩して……」

以下略



558:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/30(月) 20:24:16.67 ID:k2Irhjhjo

「まあ聞けよ。あの、なんだっけ、高橋君? あいつがさ、人が膝やって落ち込んでるところにさ……。
“部活サボれてよかったじゃん”とか言ってきたわけ。最初は、そりゃ笑ってごまかしてたけど……。
 何度も何度も言われたら、こっちだって我慢できなくなるだろ。だからつい……」

以下略



559:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/30(月) 20:24:45.12 ID:k2Irhjhjo

「俺が間違ってるのかな?」
 
 そう訊ねると、ビィ派はまたスポーツドリンクに口をつけてから、神妙な声で、

以下略



560:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/30(月) 20:26:51.63 ID:k2Irhjhjo

 ビィ派は溜め息をついて、年寄りめいた遠い目をして言葉を続けた。

「でも、そうだな。べつに何が間違いってことはないんだと思う。それが人生ですよ」

以下略



561:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/30(月) 20:27:21.59 ID:k2Irhjhjo

 それから短い沈黙が落ちた。悪くない沈黙だった。外はもう真っ暗だ。
 
 不意に、ビィ派は立ち上がって、酔っ払いみたいなにやけ顔で、「花に嵐のたとえもあるぞ」と呟いた。
「さよならだけが人生だ」と俺は大声で続けた。
以下略



562:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/30(月) 20:27:50.25 ID:k2Irhjhjo
つづく


563:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/30(月) 22:36:17.44 ID:4WIe2pIXo
おつ


564:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/01(火) 00:33:06.85 ID:eaaf5FfX0
縺翫▽


565:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/01(火) 00:36:45.02 ID:9m8qJqilo
おつ


566:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/01(火) 00:42:54.68 ID:Ce+P0vNFo
毎回妹くそかわいいのに結ばれないのがなぁ……


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