過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:09:41.72 ID:XldP9H58o



 教室につくとビィ派とシィタ派は既に登校していて、なにやら窓際で話をしていた。
 
以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:10:21.67 ID:XldP9H58o

 ちょっと興味があったのでもう少し聴いていたかったのだが、つい咳が出てしまった。

「よう」

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71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:10:55.80 ID:XldP9H58o

「まず、よく文芸部の部長さんと話してるじゃん」

「それを言うなら、こいつも同じだろ」

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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:11:44.36 ID:XldP9H58o

「で、俺のどこが、女に縁があるって?」

 妹を含んでも、普段話をする相手が三人しかいない。 
 ……本当は四人か。まあ、あれは別枠だろう。
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73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:12:26.72 ID:XldP9H58o

「そういえばさ、文芸部の部長って名前なんていうの?」

 ビィ派の質問のあと、十秒ほど沈黙が続いた。

以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:14:07.84 ID:XldP9H58o

 ビィ派はちょっと慌てた様子で、俺を問い詰めはじめた。

「制服のネームとかで見たりしなかったのか?」

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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:15:26.59 ID:XldP9H58o

 また咳が出た。そう言われてみれば、実は目の前の二人の下の名前も思い出せない。
 今言ったらまず間違いなく波紋を呼びそうなので、あとで確認しておこう。
 
 ビィ派はなにやら考え込んでしまった。
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:16:06.96 ID:XldP9H58o

「軽蔑した?」

 シィタ派が思ったより深刻そうな態度だったので、そんなことを聞いてしまった。
 普段だったら、こういう言い方はあんまりしたくないのだけれど。
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77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:16:39.26 ID:XldP9H58o

「……思うにさ」

 それまで黙っていたビィ派が、神妙そうな顔つきで口を開いた。
 
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78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/24(土) 19:18:05.59 ID:XldP9H58o

「とは言っても、この時期に名前すら覚えてないっていうのはさ」

 自分が悪いんだろうとなんとなく感じつつも、そこまで言われると俺もなんだか頭にきて、

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