過去ログ - モバP「夢十夜」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 00:38:15.00 ID:0Mj0GtvNo
P「おー、文香。元気? シャバドゥビ?」

文香「え……元気ですけど。しゃばどぅび……?」

P「意味はないから気にするな。相変わらず読書か。
 えーっと……夢十夜だな」

文香「わかるんですか?」

P「まぁな」

P(ページの上に書いてあるんだよな)

文香「読書家だったんですね」

P「偶然知ってただけさ。他人の夢の話ほどつまらないものはないとは言うが
 俺は人の夢の話とか好きだしな」

文香「プロデューサーさんは……何か面白い夢の話を知っていますか?」

P「そうだな。俺が高校生の時の友人の話なんだがな。
 まぁ頭が悪いやつでさ。成績なんて赤点上等みたいなやつだったんだ。
 それが祟って三年への進級時だったかな。このままだと進級出来ないぞって言われたんだ。
 さすがのそいつも危機感を持って周りから心配されるほど勉強したんだ。
 で、ある日。試験少し前だったっけな。夢を見たそうだ。
 夢の中でも勉強をしていたのだがノートを使いきってしまった。
 しかし勉強しないといけない。物覚えが悪いから書かないと忘れてしまう。
 そうこうしているうちに耳からぽろりぽろりと何かが落ち始めた。
 拾って見るとそれは英語の単語だとか数式だとか歴史の年号だとか勉強した
 ことなのだ。これはいけないと耳に入れるが溢れてきてしまう。
 そこで友人は手近にあったノコギリで頭を切り落し、脳みそを」

文香「待ってください。もういいです。もういいんです」

P「そうか。まぁこれはちょっと気持ち悪い話だったな。
 もっと面白い話にすればよかった。おさげで空飛ぶ十歳児の話とか」

文香「あ……レッスンの時間。行かないと……」

P「おー、頑張ってこい。暑いから水分補給しっかりなー」

文香「はい。行って来ます……」

P「……夢の話か」

P「アイドルの夢覗きてぇな」

P「……ふむ」

肇「お疲れ様です」

P「おー、丁度いいとこに来た」

肇「どうかしたのですか?」

P「この封筒を今日から枕の下に入れて寝てくれ」

肇「これをですか? 中身は一体なんですか?」

P「なぁに、気にする事はないさ。さてと俺も仕事すっかな!」

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 00:40:57.48 ID:0Mj0GtvNo
P「……ん、ここは夢の中かな。水路は敷かれているようだ」

「……Pさん」

P「おー、来たか。肇」
以下略



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2013/08/23(金) 00:43:20.15 ID:0Mj0GtvNo
P「これは文章だ。本の中身が零れてる」

文香「……いけない。文章が逃げちゃう」

P「瓶を持ってきて……文章を鷲づかみした」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 00:46:29.54 ID:0Mj0GtvNo
文香「おはようございます……」

P「おー、おはよう。調子はどうだ?」

文香「普通ですね」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 00:49:11.69 ID:0Mj0GtvNo
P「おー、迎えが来たか」

肇「前々から言おうと思ってたのですがそのおーってやめたほうがいいですよ」

P「え、なんで?」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 00:52:24.57 ID:0Mj0GtvNo
肇「だってほら、あそこにいるのは桃華ちゃんとPさんですよ」

P「そうだけどさ。……なんで桃華が椅子に座って俺が地面なんだ」

桃華「Pちゃま。このクッキーがほしいですか?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 00:55:44.89 ID:0Mj0GtvNo
夢P「ちょうだいちょうだいいいいぃぃ」

桃華「だってほら、上げましたわよ?」

P「すごいドヤ顔だ」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 00:58:15.57 ID:0Mj0GtvNo
桃華「ごきげんよう」

P「おはよう。桃華。機嫌良さそうだな」

桃華「よくわかってらして。いい夢が見れましたのでご機嫌ですのよ」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:01:24.13 ID:0Mj0GtvNo
P「なぁ。俺の夢って覗いたことあるか?」

肇「いえ、自分から夢渡りすることはないですし……。
  たまにPさんと夢の通い路が繋がったときに渡るくらいですね」

以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:04:14.78 ID:0Mj0GtvNo
イブ「ブリッツェン。とりあえずその辺に着陸しましょ〜」

P「すっかり口調が戻ってしまった」

イヴ「困りましたね〜。とりあえずドラム缶風呂に入りましょ〜」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:07:28.77 ID:0Mj0GtvNo
イヴ「おはようございます〜」

P「おはよう。ブリッツェンは元気か?」

イヴ「はい、元気ですよ〜。今日はレッスンでしたねぇ」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:10:10.20 ID:0Mj0GtvNo
肇「Pさんは他に私のような力を持ってる人を知っていますか?」

P「憑かれたせいで特定の誰かとだけ夢が繋がったりする人は聞いた事あるが
 ここまで完璧に人の夢に渡れる人間は見たことも聞いた事もないな」

以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:13:04.32 ID:0Mj0GtvNo
チンピラ「なんだこのチビ」

ごろつき「はいはい子供は家に帰ろうねぇ」

珠美「……忠告します。相手を見て、その力量を測ることも出来ない
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:16:19.94 ID:0Mj0GtvNo
ごろつき「格好つけてんじゃねぇぞ!!」

珠美「フッ」シュッ

P「一瞬で相手の懐に潜り込んだ!」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:19:32.47 ID:0Mj0GtvNo
「ふふふ、待ちかねてましたよ」

夢P「お、お前は!」

珠美「あやめ殿!!」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:22:14.94 ID:0Mj0GtvNo
珠美「ぐぅ」バタリ

夢P「珠美いいいぃいぃ!!」

P「俺まじで役にたたねぇ」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:25:53.30 ID:0Mj0GtvNo
珠美「油断、しましたね」

あやめ「……止めを刺してください」

珠美「嫌です」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:28:22.29 ID:0Mj0GtvNo
夢P「……あやめが言っただろ。敗北者には死、だ。
  とは言っても本当の狙いは珠美だったんだけどな」

珠美「!!」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:31:40.03 ID:0Mj0GtvNo
珠美「……」

P「おうっ、なんでそんな物陰にいるんだ」

珠美「……おはようございます」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:34:36.81 ID:0Mj0GtvNo
P「他者の夢に渡り、干渉は出来ないものの覗くことが出来、
 特定の相手と夢の中で思い通じればその相手と夢を渡ることが出来る能力か」

肇「思い通じればというのは誤解がありますね。相手のことを思いながら寝ればですよ」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/08/23(金) 01:38:12.10 ID:0Mj0GtvNo
のあ「まーいいか。今日は学校な気分じゃないしこのままのんびりごろごろ……」

牛「もぉー」

P「なんてのんびりした夢だ。普段ののあさんから考えられない」
以下略



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