過去ログ - 日下部若葉「若葉おねえさんにお任せなの」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 14:45:10.84 ID:HxAfDMMz0

 彼の言う通り、メルヘン&ゴシックの準備のためのレッスンも厳しさを増した。
 それに加えて、レポートも書かなきゃいけなくて……最初のうちは、彼や礼子さん、美優さんに手伝ってもらいながら何とかこなしていった。

 そうやって書類選考を突破し、準備を万端にしてのオーディションの日。
 
「若葉さん……俺の無茶な要求に、十二分に応えてくれてありがとう。若葉さんは間違いなくレベルアップしている……自信を持って、のびのびとやっていこう!」

「……はい! 行ってきますね!」

「うん! それじゃあ、待ってるから……頑張ってきて!」

 彼に激励を貰って、試練の間に足を踏み入れる。
 多くのアイドルたちが列をなす。それに交じって、私もオーディションの場へと足を進めた。

「おお、お久しぶりやね、若葉っち!」

「若葉さん、どうもです!」

「あ……由里子ちゃん、海ちゃん! お久しぶりです〜」

 そこで再会したのが大西由里子ちゃんと、杉坂海ちゃん。
 以前ライブバトルで争った仲だが、何となくウマがあったのだ。
 ……別事務所ということもあり、そこまで深い交流はないけど、アイドルになってからの新しい友人たちだ。

「聞いたよ、若葉っち! 主役枠狙いなんだって? 勝負に出たもんやねー」 

「ええ……そのために、がっつりレッスンを積んできましたから〜」

「おお……! 若葉っちが燃えている……! これはアタシもテンションあがってきたんだじぇ!」

「ちょっ……由里子! こんなところでハッチャけるなって……」



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