過去ログ - 日下部若葉「若葉おねえさんにお任せなの」
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84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 20:02:45.59 ID:7ZscUsOc0



 思いもかけず、自分の心境と状況に大きな転機が訪れてしまった。
 自分が……こぼれ出す様に言った告白が、若葉姉さんに受け入れられ……俺の心も見透かされ。

 だが、プロデューサーとしては、失格な事をしてしまった。
 これからどうするか……あれから若葉姉さんと話し合い、一つの結論を出したけど。
 やはり、不安はぬぐいきれない。
 
 だが、転機は一つだけではなかった……帰宅した自宅で、また別の事態が動いていたのだった。

「……合格、した!?」

 上の妹が、芸能活動に興味を持っていたことは知っていた。
 ……とはいえ、不安定な職種だ。俺はどちらかと言えば反対の立場を取っていた。

 まあ、実態を知っておくのは悪くないと、いくらか資料を集めて見せてやったりはしていたが……。

「はい……▲▲プロダクション。そこの特待生枠に合格しました。なので、候補生時のレッスン料などが免除されます。お金の心配はいりません」
 
 そのプロダクションは知っている。大手……とまではいかないが、中堅クラスの所で悪い噂も聞かない。
 しかし、特待生枠とは……かなりの倍率だったはず。まさか、それを突破したとは……。



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