過去ログ - 勇者「な、なんだこのパーティーは」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/25(日) 21:05:57.56 ID:5QTMmlfQ0
博士「あの、さっきの人間というのは?」ミズホキュウ

住民「ええ、半年前に。この街にやってきた吸血鬼が王城に住み着いていて、多くの住民が血を吸い尽くされてしまって……」

住民「彼らはとにかく強くこの街の兵団では歯が立たずあっと言う間に占拠されて、その翌日にはこの街から太陽が消えました」

博士「だから、こんなにも暗いのか」

住民「ええ、彼らが最初に来た時も夜中でしたから日光に弱いんだと思います」

拳法家「街から太陽を奪ったといえど、そんなことをどうやって」

住民「それはよくわかりません」

住民「ですが、それ以来私達住民は外へ出ることができず家に閉じこもって生活しています」

博士「……水が濁ったりはしなかったか?」

住民「水が? いえ、そんなことは」

博士「なるほど、この効果は外だけのようだな」

ポンプ「ハカセ、コノミズハナンスイデスガヨロシイノデスカ?」

博士「構わない、水が補給できれば今はいい」

ポンプ「ワカリマシタ」

博士「で、その吸血鬼に弱点はないのか?」

住民「ダメージは受けるようですが、すぐに再生するので再生する間もなく塵にするぐらいではないかと」

拳法家「そうか、中々いい情報だ」

博士「じゃあ水も補給できたし私達は行こう」

住民「外へ行かれるのか!? 危ない。やめたほうがいい」

拳法家「そうはいかない。私達は勇者様に仕える身。この街を救わなければいけない」

博士「私達が吸血鬼なんて追っ払ってやりますよ」

住民「か、かたじけない。頼みました」

拳法家「悪をはたらく輩は見過ごせん」

博士「それでは」


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