過去ログ - 食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」 その3
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乾杯
◆ziwzYr641k
[saga sage]
2013/09/08(日) 00:09:59.44 ID:3H1ykXf50
「……え、治した、って」
意表を突かれて動揺したのか、小萌の目がちらりと泳いだ。
「あ、あの、食蜂ちゃん? その報告書にも書いてある通り、被験者の方たちは自然治癒したのであって」
「嘘ですよね」
「あ……いえ、ですから」
きっぱりとした口調に、小萌がたじたじとなる。
「あの日、受付を担当していたお姉さんが、あの人のことを覚えていました」
「え……」
「月詠先生から電話で呼び出しを受けたという少年を、リクライニングルームに案内したって」
「そ、そんなはずはないです! 上条ちゃんにはちゃんと裏口――――っ」
「やっぱり、そうだったんですねぇ」
「……え、……あ」
彼女が黙り込んだのを見て、自分だけ蚊帳の外にいたことを、痛感する。
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