過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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120: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/08/31(土) 10:11:14.98 ID:tM7PgGFC0

第4話 学年別ツーマンセルトーナメント
White Knight on DARK HORSE

――――――学年別ツーマンセルトーナメントまで残り数日


一夏「さて、どういうわけか、トーナメントの内容がタッグマッチになったようだな…………」

一夏「(だが、普通に戦ったら最弱の『白式』ではもう誰にも勝てないだろうな……)」

一夏「(俺がイグニッションブーストやハッタリしか使えないのをみんなに知られたことだし……)」

一夏「やーめた。俺は不参加だ」

一夏「それよりも、トーナメントにまでに用意させておいたアレを貰いに行こう」

千冬「ここに居たのか、織斑」

一夏「あ、織斑先生……」

千冬「お前に届け物があるぞ」

一夏「あ、あの……(げ! 黙って整備科のコネで造らせたことがバレた?!)」

千冬「さて聞くが、これは何だ? 正直に答えろ」

一夏「IS用の簡易ディスプレイです…………」

千冬「用途は? なぜ覆面なのだ?」

一夏「えっと用途は、開発中の新型ディスプレイのサンプルの運用テストと雪片弐型の解析のため」

一夏「能面型なのは、発注者の趣味とイメージ・インターフェイスによる色彩変化を試験するためです」

千冬「なるほど、業社との取引でそういうことなら没収することもできんか」

千冬「だが、お前は国家や企業との契約で専用機持ちになったわけではないのだぞ」

千冬「異例のことだが、『白式』もそのドライバーも所属は“ここ”だ」

千冬「『白式』やドライバーに関する事案は所有者である学園の審査を経てから行うのが筋だ」

千冬「多方面で努力をしていることは認めるが、やり過ぎだ」

千冬「――――――警告しておくぞ。次はない」

一夏「…………はい」

千冬「さて、」

一夏「え、まだあるんですか?」

千冬「先程お前は『雪片弐型の解析に使う』と言ったが、どういうことだ?」

一夏「ああ、それは全くの偶然なんですけど――――――」






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