過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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◆vc6TpLHdOs
[saga]
2013/08/31(土) 10:22:28.02 ID:INcEegxh0
一夏「…………織斑先生(見つかっちまった。両者、試合出場停止か……)」ハアハア
ラウラ「放してください! 私はこいつを――――――!」
千冬「そこまでだ、と言っている」ゴゴゴゴゴ
ラウラ「……くっ! 何故織斑教官はこんな極東の地で一教員に甘んじているのですか!」
千冬「何度も言わせるな。それが今の私の役目だとな」
ラウラ「お願いです、教官! 我がドイツで再びご指導を!」
ラウラ「ここには教官が教えるに足らない、平和ボケした連中しかいない!」
ラウラ「織斑教官ならもっと相応しい舞台で活躍することが――――!」
千冬「…………そこまでにしておけよ、小娘」
千冬「少し見ない間に偉くなったな」
千冬「15歳ですでに“選ばれた人間”気取りとは恐れ入る」
ラウラ「わ、私は――――――!」
千冬「そんなことよりも、……これは何だ?」ゴゴゴゴゴ
ラウラ「!?」ビクッ
千冬「何故この生徒はこんなにも傷だらけなのだ?」
千冬「一方的に暴力を振るったとあれば、お前は本国に強制送還させなければならないな」ゴゴゴゴゴ
ラウラ「こ、これは――――――!?(み、見捨てられる? 教官に!?)」ゾクッ
千冬「さあ、答えてもらうぞ、小娘?」ゴゴゴゴゴ
ラウラ「あ………………」ブルブル
一夏「…………違うんだ、織斑先生」
千冬「む?」
――――――俺が頼んだんだ。
ラウラ「!?」
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