過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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◆vc6TpLHdOs
[saga]
2013/09/01(日) 14:20:06.84 ID:jpAVf3xP0
今回は、前作ほどの変化がないので、作品のコンセプト周りの解説を。
織斑一夏
着想:前作の織斑一夏の特徴を反転させたらどうなるのか「立派」←→「惨め」
結果:宮沢賢治『よだかの星』の「よだか」のような存在に
特技:戦闘前に敵味方問わず戦意を大幅に削ぐこと=グダグダにする能力
原作との違いは「もしも誘拐事件以来性格が後ろ向きになっていたら」であり、
もっと言えば「織斑千冬の負担になっていることにトラウマを抱えている」状態、
あるいは「誘拐事件によって重度のPDを患ったら」である。
外面は装えているが、内面は壊滅的で、全体的に見て性根はヘタレている。
他人のために自分の全てを偽れる真性のキチガイ。
前作の一夏は、パイロットの直接の挙動や表情で相手の動きを見切り、人外の身体能力と熟練した実戦戦闘で他を圧倒しているが、
こちらの一夏は、整備科出身という背景の下に、自身の知に絶対的な自信を持ち、勝負師としての業も備えた知能派。
思考速度や柔軟性はずば抜けて高いこともあって、
ISの知識や運用論、相手の意表をつく機転に裏付けされた、
小さな工夫の積み重ねと無理で実力差を埋めるスタイルとなっている。
しかし、彼の学園生活全体が『白式』の生体再生能力の恩恵によって支えられており、
『白式』の専属でなければおそらくすぐに再起不能になっていたと思われるぐらいに貧弱。
自分に合わせて機体を調整するのではなく、機体に合わせて自分を調整しているという歪な運用法だが、
それを徹底しているおかげで、理論上可能なパイロットの安全性や操縦性を無視した、重力から解放された合理的で奇抜な運用を可能としている。
鈴と対戦していた時が一番輝いていた。個人の強さとしてもピークを迎えていた。
しかし、その直後の無人IS:ゴーレムとの戦闘によって、ISの危険性やそれに対する欺瞞を痛感してしまい、重度のPDとPTSDに陥ってしまう。
それから数々の事故が重なって、一夏個人の強さは完全に下降傾向にある。
総じて心身ともにヘタレた結果、最終的には『自分』というものを失う結果になってしまう。
こう考えてみると、原作の一夏はどう考えても超人である。あれで「本来の強さを取り戻しつつ」あるのだから。
さすがは「可能性の獣」ワンサマー…………。
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