過去ログ - ザンネンな一夏「俺は織斑一夏。趣味は――――――」
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◆vc6TpLHdOs
[saga]
2013/09/06(金) 18:01:11.53 ID:kksmQpny0
番外編5 温故知新
鈴「どうして私と一緒に街に出かけたいだなんて…………?」モジモジ
鈴「普段なら『みんなと一緒の方が楽しい』って言うところじゃない」
一夏【グラサン】「ごめんな、鈴。あらかじめ言ったけど、今回のは俺の治療の一環で、楽しくないものだ」
一夏【グラサン】「そんなものに人を巻き込みたくなかった」
一夏【グラサン】「だから、本当は鈴にも声を掛けたくはなかったんだ」
一夏【グラサン】「それなのに付き合ってくれてありがとう」
一夏【グラサン】「これは鈴じゃないと確認できないことなんだ……」
鈴「そ、そうなんだ(やっぱり変わった、けど――――――)」
一夏【グラサン】「それで俺が確認したいのは、――――――昔のことなんだ」
鈴「――――――『昔のこと』?」
一夏【グラサン】「ああ。時々、何かを忘れているような気がしてならないんだ……」
一夏【グラサン】「さて、まずは鈴の店があったところだ」
鈴「じゃあ、行こう、一夏!」
一夏【グラサン】「待ってくれ、身体が鈍ってしまったからもうちょっとゆっくり……」パシッ
鈴「あ、うん(手、握ってくれた……)」
それから二人は、幼少の時の思い出を振り返るために、かつての母校や街並みを散策していった。
ファースト幼馴染である篠ノ之箒が重要人物保護プログラムで一家離散の憂き目に遭っていたことを知らず、
ただ無邪気に普通の少年としての人生を歩んでいたあの頃…………。
しかし、――――――あの日を境にそれは一変した。
――――――な、何だ、お前ら!?
――――――うわあああああ!
――――――助けて! 千冬姉えええええ!
一夏【グラサン】「くぅううううううう…………」ブルブル
鈴「い、一夏……?」
一夏【グラサン】「あ…………すまない(また自動症か)」
一夏【グラサン】「こんなくだらないことに付きあわせて、本当に申し訳ない……」
鈴「いいのよ。こうやって二人っきりで居られるだけでも嬉しいんだから」
一夏【グラサン】「そういうもん、なのかな…………」
鈴「そうなの!」
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