38: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/09/30(月) 01:14:16.66 ID:pKbktz1/0
〜風越女子編〜 START
華菜「探しましたよ キャプテン」
39: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/09/30(月) 01:25:10.18 ID:pKbktz1/0
それから、華菜と二人で部室に戻って私達は練習を再開しました。
長野でIHを目指すなら麻雀の伝統校、そう 風越女子に入るのが一番近道だと言われています。
それだけに少し変わったシステムを取っています。
それが完全ランキング制
40: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/01(火) 02:06:32.06 ID:krwWg0AU0
そして、選手選抜が間近に迫った部室はピリピリとした空気に包まれ、否応なくその日が近づいてきたというのが感じられました。
皮肉なモノです。その日が近づくにつれて一人の時間を欲するようになったのですから。
思えば、私はあまり器用な性格ではないのかもしれません
その証拠に、最上級生は私を除けば数えるほどしか残っておらず中心メンバーは二年生なのです
41: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/01(火) 02:34:32.61 ID:krwWg0AU0
美穂子「皆、お疲れ様そろそろ終わりにしましょう」
「キャプテンお疲れ様です」
今日も何事も無く一日が終わりを告げ、後片付けをして帰宅しようと靴を履き替えている時でした。
42: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/02(水) 19:27:27.78 ID:8X6MsOyO0
華菜「歩きながら話しませんか? ここだと その……」
気がつけば、周りに人が集まってきています。どうやら、私と華菜が喧嘩でもしていると勘違いされたみたいです。
麻雀部のエースとキャプテン 自分で言うのも如何かと思ったりしますが、学内では声を掛けられる事も多いので
43: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/03(木) 02:03:42.31 ID:6BjhWw3Q0
華菜「キャプテンから見て私たちってどう見えますか」
美穂子「どうって言われても、とっても頑張っていると思うわ」
華菜「頑張っているですか……それって、まだまだってことですよね」
44: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/03(木) 02:59:23.18 ID:6BjhWw3Q0
約束通り華菜とは途中で別れ、私は今一人で家路につこうとしています。
美穂子(今日は少し家に帰るのが遅くなりそうだわ。いつの間にか……こんなに日も長くなって、大会まで残り一ヶ月)
45: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/15(火) 01:49:35.24 ID:srT4PJJV0
最終章
〜清澄編〜
46: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/15(火) 02:10:30.43 ID:srT4PJJV0
和「麻雀部にはもう慣れましたか 咲さん」
咲「うん。最初はどうなるか心配だったけど先輩は優しいし、自分のペースでやれそう」
咲「それに……優希ちゃんと和ちゃんが隣にいてくれるからすっごく助かってるよ」ボソッ
47: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/15(火) 02:28:08.98 ID:srT4PJJV0
和「それはそうと咲さん!」
咲「何かな、和ちゃん」
和「昨日またプラマイゼロにしましたね。これで何度目ですか? まったく」ムスー
48: ◆rTnj5ttQWc[sage saga]
2013/10/15(火) 03:08:27.89 ID:srT4PJJV0
宮永咲
清澄高校一年生、白糸台高校三年宮永照の妹
姉から教わった領上開花と麻雀で言う所のプラマイゼロを得意とする打ち手
中学時代の公式記録はないがその腕はミドルチャンピオン原村和の折り紙つきである。
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