過去ログ - 吸血少女と待つ夜明け
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/27(火) 16:49:49.95 ID:A4xiBcVFo

 ベッドの縁に並んで座る。
 二人とも下着姿だ。彼女の身体からは石鹸の清潔な香りが漂ってくる。
 恐る恐る見やると視線がぶつかる。
 彼女の冷ややかな視線は少し怖い。見つめあっていると間が持たない。

「あの」
 僕は心配ごとを告げた。
「今日はいくらなのかな」
 雰囲気をぶち壊したことだけは分かった。

 彼女は気にした様子もなく、
「昨日と同じでいいよ」
 とだけ答えた。

 商売として成り立つのだろうか。僕は訝る。
 ホテル代だってこちらが出すのが普通だろうに、昨日も請求された覚えがない。
 今日もホテル代は要らないのだろうか。

 あれこれ考えているといつの間にか彼女の顔が近くなっていた。
 びっくりしてのけぞる。彼女はそのままのしかかるようにして僕を押し倒した。
 肌が触れ合って、さらりとこすれる。彼女の滑らかな肌。



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