過去ログ - 舞園「私、枕営業なんてやってません!」
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3: ◆hxk3Owz3QA[sage]
2013/08/28(水) 01:53:42.65 ID:+ymBr8ga0
舞園さんはあっさりと見つかった。
女子トイレから口元を抑えて出てくるところをあっさり発見できたのは、ボクには珍しい幸運だったかもしれない。

苗木「舞園さん! 大丈夫?」

舞園「苗木くん…」

彼女の顔は先ほどよりも青ざめていて、とても隠しきれるものではなかった。

苗木「舞園さん、体調が悪いなら保健室に行った方が…」

舞園「本当に大丈夫ですから…苗木くんの気持ちは嬉しいですけど、放っておいてもらえませんか?」

苗木「そんな青い顔してる人を放っておけるわけないよ! だって…」

舞園「友達だから…ですか?」

苗木「友達だから…って」

舞園「ふふ、私、エスパーですから…。…苗木くんは、優しいですね」

苗木「僕はそんな…優しいだなんて、ただ舞園さんに何かあったらって…そう思ったらいてもたってもいられなくなったんだ」

舞園「やっぱり、優しいですよ。…だから、そんな苗木くんを、私は…」

苗木「え?」

舞園「…………なんでもないです」

彼女は何か言おうとしていた言葉を飲み込んで頭を横に振った。

舞園「本当は、こんなこと誰にも話したくなくて…さっきはああ言いましたけど…。…苗木くん、相談に乗ってもらえませんか?」

苗木「! う、うん。ボクで良ければ!」


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