過去ログ - 日向「いんらん☆アイランド?」【R-18】
1- 20
917:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/06(金) 23:28:54.67 ID:7U1FkOF9o

けっこう重いの来たな……もしかしたら投下明日になるかもしれません


918:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/07(土) 00:32:42.99 ID:n6uMv5QPo

出来た。

>>712で罪木への感情で「愛」を選んでいたらの話



919:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/07(土) 00:33:36.65 ID:n6uMv5QPo

 俺は、七海に言った。七海のことを愛していると。そして、それと同じくらいに罪木のことも愛していると。

 もちろん、それが最低な答えであることは知っている。けれど、それが俺の真実の気持ちである以上、嘘をつくよりずっといいと思ったのだ。

以下略



920:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/07(土) 00:34:04.22 ID:n6uMv5QPo

 正直な話、ほとんど理解することが出来なかったけれど。たった一つだけわかっていることがあった。この世界がゲームであろうと。俺達が記憶を失っていようと。七海がNPCであろうと。俺が七海を愛してはいけない理由にはならないと。

 だから、言った。「それは違うぞ」と。

以下略



921:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/07(土) 00:34:43.64 ID:n6uMv5QPo



 俺と七海は、どちらからともなく顔を寄せ合い……キスをした。

以下略



922:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/07(土) 00:35:10.63 ID:n6uMv5QPo


 七海のコテージを出て、自分のコテージへ戻る道すがら、後ろから罪木に声をかけられた。

罪木「日向さん……こんな夜遅くに、どうしたんですかぁ?」
以下略



923:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/07(土) 00:35:36.93 ID:n6uMv5QPo


 俺は……今度は「それは違う」と言うことが出来なかった。罪木の過去を知って、この女の子に俺が愛を注いでやりたい、と思った。そして今、七海の秘密を知って、七海は立派な女の子だと、俺が好きな女の子だと、証明してやりたい、と思っている。

罪木「結局、日向さんは誰でもいいんですね。自分に才能がなくて自信が持てないから。下に見れるかわいそうな人を欲しているだけなんですね」
以下略



924:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/07(土) 00:36:06.71 ID:n6uMv5QPo

日向「……でも、それでも俺は。自分のこの気持ちに責任を持ちたいと思う。罪木がなんて言おうと、俺は罪木を愛することをやめないよ」

罪木「……そんなのって、卑怯ですよ。私が愛に飢えていることを知っていて。それで、そんなことを言っているんでしょう?」

以下略



925:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/07(土) 00:37:58.29 ID:n6uMv5QPo

「私、日向さんに、ヒドいことを……本当にすみませぇん!」と泣きながら謝る罪木の頭を泣き止むまで撫でてやり、コテージに送っていったあと。自分のコテージに戻ると、なんと、そこには七海が居た。

七海「……来ちゃった」

以下略



926:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/09/07(土) 00:38:53.72 ID:n6uMv5QPo

七海「……」チュッ

 と、次の瞬間。気がつくと、俺は七海に唇を奪われていた。

以下略



929Res/204.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice