過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 3【ダンガンロンパ】
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105:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/09/05(木) 00:09:22.00 ID:GU6Tt7RZ0

不二咲「ぼくの……」

不二咲「ぼくの作ったプログラムで……」

不二咲「せ、世界中の人たちが……笑顔に……!」

不二咲「笑顔に、なってくれたら……!」

不二咲「…………っ!!」

大神「……立派な<夢>ではないか」

大神「ここにいては、絶対に叶わぬ<夢>だ」

大神「お主には、外に出る理由がちゃんとある」

大神「それでは、駄目なのか?」

不二咲「…………」

舞園「…………」

舞園「大神さんは、外に出ないといけない理由があるんですか?」

大神「……我には不二咲のような立派な<夢>はない」

大神「だが、我の拳の意味を考えた時」

大神「我の一族の存在の意味を考えた時」

大神「思ったのだ……やはりこの拳は」

大神「<希望>に溢れた<夢>を守るためにあるのだ、と」


(コトダマ:<夢>)


苗木「……舞園さん」

苗木「キミには、<夢>はないの?」

舞園「…………」

苗木「あったはずだよ。だって」

苗木「キミはアイドルなんだ。<希望>に溢れた<夢>を配る、アイドルなんだ」

苗木「キミ自身、テレビの中のアイドルの笑顔に救われて」

苗木「キミも、アイドルになった」

舞園「…………」

苗木「やっと作り上げた居場所や『仲間』を奪われた世界を」

苗木「見たくない気持ちは、わかるよ」

苗木「ボクにとって、ここが――この学園がそうだから」

舞園「…………」

舞園「やっぱり」

舞園「やっぱり、そう来るんですね」

苗木「…………」

舞園「ここが嫌いだから、出ていくんですね」

舞園「みんなの<約束>を捨てて、出ていくんですね」




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