過去ログ - 魔王「勇者が金欠過ぎて街の飯屋でアルバイトしてる、だと……?」
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39: ◆4jPnOLgqH.[saga]
2013/09/13(金) 00:47:11.88 ID:ykR6o/F50
秘書「しかし……本当にこの店はメニューの品数が半端ではないですね。でもメニュー帳がとても分厚い割に、味は損なわれていない。
   カレー専門の料理人がいたとしても、他にもパスタやパンもあって……一体厨房に何人の人が控えているのでしょうか」

メイド「お父さん入れて計5人よ。それでも全然足りないくらいだし、ホールのバイト増えてくれたから、勇者も少しだけ厨房に行くでしょうね。
    ちなみにパンは隣にあるパン屋と提携して出してるの。家の厨房にパン焼けるスペースなんて、一っつも無いんだから」

秘書「なるほど、ホールの人員が少ないのはその為ですか。メニューを少しでも削減すれば、調理の手間も大分改善出来ると思うのですが……」

メイド「わたしも何度も言ったわよ。でもね、お父さんが『メニューは店の懐のデカさだ』って言って全然聞いてくれないの。
    メニューにある殆どの料理って、御客さんに頼まれて追加したやつなのよ?わたしが働き始めてから今までで倍以上に増えてるし」

秘書「御客側も、注文を取る側も、料理する側も、会計をする側も……労力が通常の三倍は必要ですね」

メイド「そういえば会計は大丈夫?なんか忙しいからなし崩し的に任せっきりになっちゃってるけど――」

秘書「いえ、メニューの値段と品名は全て暗記しましたので、特に問題はありません。というより、こちらを預けて頂ける方が楽で助かります」

メイド「……何というか、凄いのね」

秘書「恐れ入ります」



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