過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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112: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/09/19(木) 22:43:50.90 ID:Hdmex1rVo

てか、これって悪いの超電磁砲じゃなくって浜面じゃね?

とは思ったが一方通行は黙っていた。麦野の怒りが浜面に向いたらそれはもう大変なことになるので。それはそれで自分に被害が及ぶ可能性が高いので。
浜面に怒りを向けるのも危険だし、だからといって元から仲の悪い二人が納得するよう水を向けるというのもなかなか難しい。こういうときはそもそも話題を変えてしまうに限る。

「てか第五位、オマエは料理できンのか。」

「え、私?」

彼女は最初きょとんとしていたが、直ぐにこちらの意図を理解したらしい。いたずらっぽく唇を歪めた。さすがに精神操作系能力者最高峰というだけのことはある。

「私もできないことはないけど、学校だと大抵取り巻きの子たちにやらせてるかしらねぇ。洗い物で肌荒れしちゃうの嫌だし。」

「いい根性してるよ、オマエ。」

「あらぁ、第一位さんに褒められるだなんて嬉しいわ☆と言うか、そういう第一位さんはどうなのぅ?」

「コイツはプロ並みよ。何だって器用にこなしちゃってムカつくわ。」

一方通行と食蜂の会話に御坂が食いついてきた。話題そらし作戦は成功しそうだが、あれ、これ俺に矛先向いてねェ?

「私も滝壺からそんな話を聞いたことあるわね…。」

ほら、瞬きも疎かに第三位を睨みつけてた第四位もこっちに視線を向けてきたし。

「そのくせちゃっかり彼氏持ちだしね。」

「え、何それ?私知らないわぁ!!」

あ、これダメな展開だ。もっと逃げらンなくなったっぽい。
根掘り葉掘り尋問されるくらいなら、と第一位の全身全霊をかけてその場を逃げ出したのは決して間違いではなかったと一方通行は自負している。



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