過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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212: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2013/10/24(木) 05:11:59.25 ID:Vl9ebFvao



「………、私がMNWを借りたとき、ほんの一瞬だけだったけれど、私とあくせられーたのAIMがごちゃごちゃに混ざり合うような感覚があったの。」

「私は元から人のAIMに干渉するような能力だから平気だったけれど。あくせられーたのAIMは一昨日お見舞いに行ったときにも未だ、具合が悪いみたいだった。」

AIMとは非常に微弱な力場で、たとえ一方通行のような超能力者のそれであっても観測は容易でない。AIMの持ち主である一方通行自身の行方が知れない現状では、実際にそのようなことが起きたのかどうか、確認する術はなかった。

「具合が悪いというのは、具体的にどういう状態なのかしら。私の研究分野は超能力ではないから、あまりイメージできないのだけれど。」

芳川は詰問するような態度ではなく、あくまで穏やかな口調で訊ねた。

「私もそのときには体晶を使ってたわけではないから、科学的にどういった状態だったとかはあまりよく分からないの。ただ何となく、いつもと違っていたというだけで。」

「でもあの状態で能力を使うのはよくない、それは間違いないと思う。あくせられーたはこの病院に運ばれる前に能力を使ってたんだよね?」

「…確かに、あいつが倒れたのは能力を使ってたときだった。」



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