過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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512: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/03/08(土) 17:09:38.74 ID:ZxRmH7joo



少年は夢を見た。
その夢の中では自分は幼い子供の頃に戻っていて、何故か殺風景な病室で包帯やらギブスやらを巻かれていた。
以下略



513: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/03/08(土) 17:10:08.55 ID:ZxRmH7joo



おねがい、いかないで。
おれ、
以下略



514: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/03/08(土) 17:11:32.25 ID:ZxRmH7joo

は、

と酷く浅い息をして少年は目を覚ました。目を開けたところで視界は暗く―とは言っても彼の視力は優れていて、一般的な人間には真っ暗闇に見えるような状況でもかなり見通しがいいのだが―夢の中とよく似た病室にいることだけが分かった。
夢の中の風景は曇りの日の昼間だったような気がするが、目覚めてみるとすっかり日も昏れた夜であった。建物の外からの物音も殆ど聞こえないのだから、そうとう遅い時間に違いない。
以下略



515: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/03/08(土) 17:12:49.33 ID:ZxRmH7joo

「、!」

自分の隣でくうくうと穏やかな寝息を立てている少女に気付いた少年は、驚きのあまり大声を出しそうになったが、それ以上に自分の驚きがまるで声にならなかったことに驚いた。
咄嗟に、あ、あー、と風邪で喉を傷めた人間のように発声練習を試みるが、まるで音らしいものは出てこない。体が動かないことよりも、声すら出せないほどに弱り切っている自分にいっそ新鮮にすら思える衝撃を受けた。
以下略



516: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/03/08(土) 17:28:13.97 ID:ZxRmH7joo
百合にゃんがソギーを傷つけてしまったことをトラウマに思っているように、ソギーにとっても自分の怪我が切っ掛けで百合にゃんがどこかに行ってしまったことがトラウマで。その2つのトラウマを垣根で一回抉って、百合にゃんの行方不明で再現して、最終的に払拭して、という流れが書きたかった。

あと、気が付くと妹達絡めてシリアス展開混ぜ込みたくなる病気がイマイチ治らない。>>508辺りが顕著ですが、時折妹達の「〜とミサカは云々」口調を意識して取っ払っています。単に書くのがしんどいというのもあるのですがw普通の人間らしい感情に目覚めつつある感じを表現したい。あと19090号たんぺろぺろしたい。


以下略



517:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/08(土) 20:08:32.10 ID:o4JDYq3Ro
乙です


518:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/09(日) 09:00:19.58 ID:5Pr2/uug0
乙です
とりあえずイチャイチャさせてから考えよう
まずはイチャイチャだ


519:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/09(日) 19:42:12.19 ID:u8UwfIZa0
乙。書きたい単発エピソードを全部出してから考えようぜ
書いてるうちに着地点が決まるかもしれんし削百合もっと読みたいし


520:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/11(火) 00:48:03.32 ID:lkK07wDu0

好きなようにやるたまえ

俺はソギーとフィアンマの
対決をあきらめてないで


521: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/03/16(日) 16:07:59.59 ID:7SwgI+zoo
にいはお。最近はツンデレ虎ちゃんとコワモテ竜くんのアニメの無料配信見て(;゚∀゚)=3ハァハァしてた。ハァハァしたら次は削百合パロを妄想する辺り、どこまでも節操がない。

>>518
イチャイチャはさせる。メープルシロップに砂糖溶かした液体を吐き出したくなるくらいイチャイチャさせる。だけどエロエロはさせない!

以下略



522: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/03/16(日) 16:09:03.79 ID:7SwgI+zoo

「あんたが勝手にいなくなるのなんて慣れっこだけど、せめてもう少しマメに連絡入れるもんじゃんよ。」

翌日の日が暮れた頃、女教師はふらりと帰って来た少女を受け入れた。
打ち止めは突然行方を眩ませた彼女に対する文句を言うほどの余裕もなかったらしく、安心のためか喜びのためか、こちらにがっしりと抱き付いたきり離れないので、腰の辺りにしがみつかれたまま家主と居候は向かい合っている。
以下略



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