過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
1- 20
588: ◆owZqfINQN1ia[sage saga]
2014/04/18(金) 22:14:45.49 ID:f2uSNx2Wo

「何だそりゃァ?」

「あー先ず、上条さんは最初に大事なこと確認したいんですが。削板さんは男性で、一方通行は女性ですよね。」

「あァ?そォだが。」

「そういうの、世間では恋人同士が同棲しているように見えるかと思いますが。」

オマエたちもそんなことを言うのか、と一方通行は内心思ったが、懸命にも口には出さなかった。妙に否定しようとすると余計に騒がれるものらしい、というのは黄泉川家の面々の反応で理解している。
彼らの場合、噂好きの女性たちとはまた違った反応が帰ってくる可能性には気付いていなかったが。

「オマエたちだって女と同居してるじゃねェか。」

「俺は複数人だしなぁ。恋人と同棲ってか、仲間とルームシェアって感じだろ。」

「それって寧ろハーレムってやつなんじゃないのか?」

茶化したのは上条である。そんな面白おかしい状況でないことは、彼もよく知っている筈なのだが。

「俺に麦野や絹旗をどうこうする勇気があると思うか。」

二人は考える間もなく、はあ、と溜息を吐いた。

「無いわなァ。」

「灰も残らないだろうなぁ。」

「お前ら二人揃って酷い!俺もそう思うけど!!」

上条に至っては手を合わせる仕草すらしている。未だ頼んだ料理来てないからな、と皮肉る気もしない。

「そういう上条の方がよっぽどヤバイだろ。聖職者と同居だぜ。」

「だから上条さんはお風呂場で寝てるんですよ。」

つまりは彼らはどちらもそんな色っぽい関係ではないと言いたいらしい。それならば自分と第七位の同居だって許容されそうなものであるが、と一方通行は思った。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
742Res/523.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice