16:もーん ◆/Pbzx9FKd2
2013/08/31(土) 22:13:44.77 ID:qshCWE1+0
触れられた両手は、夏だというのにとてもひんやりとしていた。
少し伸ばせば唇に届きそうな距離。
しかし今の私にはその美しい唇に触れる勇気は無かった。
「……エイラ。
今日でもっと好きになった。
ここまで私に優しくしてくれた人は、いなかった。
私を気にかけて、こんなによくしてくれる人がいたなんて……。
もっと、もっと好きになる。
もっと、貴女を好きになってもいいですか?」
「あぁ、いいよ」
「私のこと、好きですか?」
「いいや。大好きだよ」
24Res/14.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。