468:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/03(木) 02:13:42.92 ID:dTTh3hsN0
舞園「苗木君がやさしくしてくれればしてくれるほど…彼を裏切り利用した私の醜さが際立って行くようで…」
舞園「際限のない優しさをぶつけられて、私はどうすればよかったんでしょうか。甘えて苗木君の胸にでも飛び込めばよかったんでしょうか」
舞園「それはできませんでした。…いえ、本当は飛び込みたかった。飛び込んでしまえたら、どんなによかったか…」
舞園「でも…でも私は桑田君を襲ったあの日、その権利を自分で投げ捨てたんです。外に出たいという欲望と、苗木君や他のみんなの命を測りにかけて外を選んだんですから」
石丸「誰も学級裁判のことなど知らなかった。仕方が無かった…」
舞園「少なくとも桑田君は死んでもいいと思いましたよ。私は…だから桑田君を選んだんですから」
桑田「それ以上バカいってっと流石にキレんぞ?」
舞園「かまいませんよ。あなたにはその権利があります」
桑田「……オレに苗木の代わりに怒鳴ってくれっての?ふざけんじゃねえよ。どこまで自分勝手なんだよテメー」
舞園「べ、別にそんなつもりは…」
桑田「そんなつもりもクソもねえだろ?さっきから聞いてりゃベラベラベラベラ、何がいいてえんだよ?石丸に話があるっていってたけどさあ、どうせ自分が辛くなったから吐き出しにきたんだろ?」
舞園「…………」
桑田「それであわよくばオレをキレさせて怒鳴らせて自分の良心慰めようとしてんだろ?誰がそんな都合のいいことしてやるかっての散々利用されてバカみてーじゃんオレ」
舞園「そんなつもりはありません」
桑田「ぁあ?!オレはまだ謝罪すらされてねーんだぞ?今更謝られてもどーもしねーけどな!」
舞園「…………」
石丸「ま、待ちたまえ二人とも!争うのならば…外でやってくれ」
桑田「………」
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