過去ログ - 石丸「そして僕はまた間違える」
1- 20
861: ◆Nv7JqrEoRxto
2013/12/01(日) 02:32:15.96 ID:QMTkWK340

霧切「なにかしら、舞園さん」


彼女の真っ直ぐな視線に撃ち抜かれ、私は敗北した。
正義を背負い、真実を導こうとしている霧切さんは美しかった。
背筋は真っ直ぐで、目は澄んでいて、声は通り自信に溢れていた。
彼女の目に映る私は無様に暴かれる恐怖に身を曲げ、自信なさげに震え目は淀んでいた。

唯一の武器であった「女」すらも私は打ちのめされた果てに失った。








同情が疑惑に変わった。そして確信へ。
トドメを刺された。終わった。
私はむしろ楽になって、真実を吐いた。


舞園「苗木君…ごめんなさい…私が桑田君を襲ったんです…」

苗木「そんな…」



終わった。
さあ私の恋心も終わらせよう。
せめて、潔く。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/603.85 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice