過去ログ - ミレイ・アッシュフォードの秘めたる想い
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107: ◆.a46lvF.pU[saga]
2013/09/02(月) 19:27:56.53 ID:OLWRDyUR0

彼と一緒に商品を見て回る。

ふと彼が私に尋ねる。
「ミレイは髪を留めたりしないんですか?」

「ううん、家ならたまに括ったりするわよ。やっぱり邪魔だし」

「そうですか…なら」
そう言って彼が一つの髪留めを手にする。

「これなんてどうですか?」

それは、螺鈿で2頭の蝶が描かれたバレッタだった。

「あら、可愛いわね。いいと思うわよ」

「なら、これをプレゼントさせてもらってもいいですか?」

「いいわよ〜……って私に?」

「ええ、この旅行も結局はミレイが企画したものですから。
 ミレイの卒業祝いに」

「本当にいいの?」

「今さらミレイに社交辞令で言いませんよ」

私はそのバレッタで髪を留めてみた。



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