過去ログ - やはり比企谷八幡は雪ノ下陽乃には勝てそうにない。
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294:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/12(土) 01:57:31.36 ID:QU/UqU0K0
そして迎えた帰国の日。

「じゃあ、気をつけてね、二人共!」
「はい。そういえば・・・留学は予定通り最後までやるんですよね?」
「うん。あ、もしかして私に早く帰ってきて欲しい?ダメだよー?雪乃ちゃんがいるのにそんなこと言っちゃー?」
「八幡・・・?」
「そういう意味で言ったわけじゃないんだが・・・。」
「まぁ、とにかく二人は幸せにね?私が帰ったら別れてるなんて許さないよ?」
「そんなことはありえないから安心して頂戴。」
「さすが雪乃ちゃん!自信たっぷり!」
「じゃあ・・・そろそろ時間なんで・・・俺達行きますね。」
「うん、バイバイ!また日本で!」

俺達が別れの挨拶を済ませ、ゲートに向かって数歩歩いた時だった。

「あ、比企谷君!」

雪ノ下陽乃に呼び止められ、後ろを向いた瞬間にキスされた。

「なっ・・・!?」
「よし、お姉ちゃんこれで満足!じゃーねー!二人共!」

そう言って雪ノ下陽乃は去っていった。

「あの姉さんは・・・まったく・・・。」
「ははは・・・。」

途中からは主導権を完全に握っている・・・そう思っていた。
でも、それは間違っていた。

雪ノ下陽乃と関係を持ったのも。
雪ノ下雪乃と付き合いだしたのも。
必死に働いてまでイギリスに来たのも。

全て雪ノ下陽乃が中心に居たからだ。

最後の最後で、思い知らされたのだ。
やはり、雪ノ下陽乃には勝てそうにない・・・と。


やはり比企谷八幡は雪ノ下陽乃には勝てそうにない。 完



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