過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:44:34.52 ID:r370C9Yf0
一方通行「……お別れは済ンだかァ?カミサマに祈る準備はオーケェ?」

一方通行「これ以上時間稼ぎされっと、オマエごとぶち抜くンだが」

円周「待っててくれてありがとうっ……えっと?」
以下略



186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:45:32.66 ID:r370C9Yf0
円周「シェリーお姉ちゃん……?」

シェリー「……そう私を呼ぶなっつってんだろ。テメェは後でオシオキだ」

一方通行「……まァ?こンな展開になるたァ、思ってたンですけどォ」
以下略



187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:46:21.06 ID:r370C9Yf0
一方通行「……そりゃァ、オマエがそう感じてるだけだよ。良いも悪いもねェさ」

一方通行「けどよォ、つか。この世の中『割り切る』のが筋じゃねェのか」

一方通行「……世の中にゃァなァ、人の外ヅラとDNA持って生まれてきた奴が居てだ」
以下略



188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:47:15.33 ID:r370C9Yf0
シェリー「ふざけんな!信念なんぞ人の数だけ、それこそ一人にだって二個三個あるってもんだろ!?」

シェリー「その一つ一つに優先順位つけるぐらいだったら――最初から、語るな!」

 一度は一つの信念のために、捨てる決意をした。
以下略



189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:49:09.87 ID:r370C9Yf0
 ぴくり、と色素の薄い一方通行の顔に青筋が浮く。

一方通行「……まァ、アレだ。血管ぶち切れそうになる楽しいお喋りは、ここまでにしようぜ」

シェリー「そうね。私も面倒になってきたわ」
以下略



190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:50:20.14 ID:r370C9Yf0
 が、『砂煙』である以上、どちらが摩耗しているのは一目瞭然な訳で。

一方通行「だよなァ。こォなるよなァ?」

 一方通行の突き出した腕はそのまま。ゴーレムは右腕の肘辺りまで崩れ落ちている。
以下略



191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:51:26.65 ID:r370C9Yf0
シェリー「エリスが泣いている。可哀想なエリスが」

シェリー「でももう大丈夫。ウスノロの腕は私が造り直してやる、何度だって」

 ゴーレムが右手を引き上げると、床に着いていた場所に大きな穴が空いていた。
以下略



192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:52:20.16 ID:r370C9Yf0
シェリー「あっはははははははははははははっ!どぉしたどした能力者ぁっ!?まっさか、不意打ち喰らって死んだなんざ笑っちまうよなぁ!」

 念のため、万が一に備えて木原が裏切った場合に仕込んでいた魔法陣。
 本来であればゴーレムを作成するための物だが、既に喚んでいる場合には土や鉄を弾けさせる凶器となる。

以下略



193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:53:35.53 ID:r370C9Yf0
 再生する土人形。
 何度再生するとしても限界はあるだろうし、周囲のコンクリートを吹き飛ばしてしまえば物理的に不可能だ。
 しかしそんな事をやっていれば余裕で時間切れになる上、やったとしても『じゃ、次はこいつだ!』と新しい何かを仕掛けてくる可能性もある。

一方通行(物理的に、つったって物理法則もガン無視決め込ンでる連中だしなァ)
以下略



194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 11:54:47.42 ID:r370C9Yf0
シェリー「どうした白モヤシ?あんまり怖くてパントマイムしてんのかよ」

一方通行「ウルセェ更年期障害」

シェリー「やかましい若白髪。ケツからションベン漏れてるわよ」
以下略



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