過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/25(水) 12:09:41.24 ID:r370C9Yf0
 ジジッ、ザザザザザザザァッ。

 円周の首から下げているスマートフォン。そのグラフが激しく波打つ。
 初めは不規則に、間隔もバラバラ波の大きさもデタラメに。

 けれど徐々に整い。それは自然と聞き慣れたリズムへと移行する。

 どくん、どくん、どくん、どくん……。

 脈打つ鼓動は心臓の波長に酷似していた。

円周「『どぉしたもんだかなぁ。最後の最後までひっくり返されるたぁ思ってなかったんだが』」

一方通行「オマエえェェェェェェェェェェェェっ!」

バードウェイ「よせよせ。それは『木原数多』の本体ではないよ」

バードウェイ「スマートフォンを使ってハッキングでもしているのだろう、というかそれ以外にない訳だが」

円周「『普通こぉいうのはよぉ、崖の上ってぇ相場は決まってんじゃねぇのか?』」

バードウェイ「最近はそうでもない。探偵が昏倒するのが流行りだね」

円周「『あれって傷害及び不正薬物の使用だと思うんがだねぇ。公文書と私文書の偽造、元の年齢ならば実刑も喰らうか』」

バードウェイ「夢のない事を言うもんじゃない。ここはペラペラ犯人が語るのを期待して居るんだが、任せてもいいかね?」

円周「『面倒だ。テメェの推論から話せよ。違ってたら嘲笑ってやっから』」


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