過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/01(火) 07:32:33.75 ID:X7KuMeYY0
鞠亜「ま、そんな訳で今日は朝から出向だよ。繚乱とは別の場所で実習さ」

上条「メイドの実習?へー、どっかのお屋敷でか」

鞠亜「いやメイド喫茶でだが?」

上条「メイド違うじゃんか!?何、お前らの学園のメイドってあーゆー所を目指してんの!?」

鞠亜「逆だな。店側から請われてレクチャーしに行くと」

円周「今は『メイド服さえ着てればメイドですが何か?』的な風潮だもんねー」

鞠亜「そういった悪しきエセメイド達を駆逐するためにも!我々が本物を示す時なのだよ!」

上条「オイコラ色物メイド。ドヤ顔でその台詞言う前に自分の格好顧みろ」

円周「イロモノ加減じゃ巷に氾濫するメイドもどきと大差ない、っていうかより酷いぜ、っていうか」

鞠亜「おおっとそれ以上私のレベルを上げるのはやめて貰おうかっ!CPが溜まりすぎて使い道に困ってしまうからな!」

円周「あー、分かる分かる。世界○とかでさ、攻略wikiやガイドブック全然見ないで進めて」

円周「後からやり直しすると大変だから、スキルポイントは必要最低限しか遣わない、的なの」

鞠亜「……でも本命はパーティに入れてないプリンセスとかビーストマスターだった日にはね。もう、ガッカリって言うのか」

上条「……もうヤダ……どうしてこの手の変人しか居ないのっ!?」

円周「っていうかさ。鞠亜ちゃんレベルアップしてるの?本当に?」

鞠亜「なんだね。私のライフスタイルに疑問でも?」

円周「なんか傍目には『詰られて喜ぶ変態女』にしか見えないんだけど?」

鞠亜「……」

上条「あー……確かに」

鞠亜「――と、言う訳で私はそろそろ行かねばならない。愚鈍なご主人様に仕えなければいけないからねっ」

上条「逃げんなコラ。目的と手段が逆転してんぞ」

円周「……んー」

上条「どした?」

円周「ね、お兄ちゃんと鞠亜ちゃんにお願いがあるんだけどぉ」

上条「ダメだからね?人体は気軽に壊しちゃいけないって約束したよな?」

鞠亜「なんだそのバイオレンスな約束は……?」

円周「わたしも鞠亜ちゃんと一緒に働いてみたいなー、って」

上条「なんでまた?」

円周「メイドさんのスキルがあった方が得じゃないかな?」

上条「一部だけだからね?殆どの人間は人生でメイドと接点無しで終わるからな?」


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