過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
1- 20
298:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/07(月) 13:21:34.10 ID:82F5LURh0
上条「……これは、シェリーが言ってたんだけど」

上条「お前を引き渡せばエリス・クローンを作ってくれる、って言われたのを知ってて。それでもお前は行こうとしてたんだよな?」

円周「……笑わない?話しても良いけど、笑っちゃヤダよ?」

上条「笑うような所は一切無かったと思うけど。約束する、笑わない」

円周「約束ね?破ったら社会的にハリセンボン呑ますからね?」

上条「初めて聞いたなそのっ脅し文句!?社会的にってどういう意味だっ!?」

円周「わたしは『木原』じゃないし、でも『普通』でもない。だから」

円周「わたしっていう『パーツ』でお姉ちゃんが満たされるんだったら」

円周「まぁいいや、って」

上条「……うん」

円周「あーーーーーっ!?お兄ちゃん約束破ったし!」

上条「違う違う!そう言う意味で笑ったんじゃない!お前がおかしくてとかじゃねぇよ!」

円周「ちょっと待ってね?今ハリセンボン用意しちゃうから。あ、でも吉×まで行くの面倒だなぁ」

上条「お前っ俺に何食わせようとしてんのっ!?まさか芸人の方かっ!?」

円周「クールー病が怖いけどねー。脳がスカスカになったら、わたしが一生面倒看てあげるから、ね?」

上条「……待とう?お前は本物のヤンデレなんだからな?」

上条「えっと……あぁ、今笑ったのは安心したからだよ。お前には『足りなく』なんかねぇって」

円周「わたしが?」

上条「あぁ。もしもお前が言う通り、情も何もないような奴だったらシェリーを助けようだなんて思わないし、好きになったりしない」

円周「そう、なの?わたしは『足りない』んじゃないの?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
862Res/956.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice