過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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421:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 11:53:08.57 ID:1k+vy+yM0
壮年の男性「当時のスルタンはアンティオキア公国を滅亡させ、国民は殺すか奴隷にしてますから」

壮年の男性「それ相応の危機感を十字教側は抱いていたかと」

壮年の男性「実際、裏付けるように15世紀には帝国がヨーロッパへ侵攻していますからねぇ」
以下略



422:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 11:55:28.63 ID:1k+vy+yM0
壮年の男性「子供達は親を捨てて、クルセイドで拡張した東方へと移り住んだと」

佐天「ご両親と別れてまで、ですか?」

壮年の男性「貧しい家庭であれば、遠くへ出稼ぎをする必要に迫られますし、全く珍しい事ではありません」
以下略



423:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 11:57:48.98 ID:1k+vy+yM0
壮年の男性「例えば村で子供がいなくなったとします。日本では天狗の仕業。西洋では狼男に食われたと」

佐天「あー……はいはい。なんか分かったような気がします、はい」

麦野「ちなみに天狗は『あまついぬ』の略だから、一応犬の仕業で東洋共に共通はしてんのよね」
以下略



424:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:01:03.26 ID:1k+vy+yM0
壮年の男性「昔はアレですよ。貨幣経済の信用なんて皆無でしたから」

壮年の男性「親が中々子を手放さず、『人攫い』専門の集団があちこちに居たんですね」

麦野「……そりゃな。ガキつっても農村じゃ充分に労働力になるんだから、早々手放しゃしねぇだろ」
以下略



425:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:03:14.45 ID:1k+vy+yM0
麦野「分からないわね――取り敢えず、潰しとっかって事以外は」

壮年の男性「おやおや?無辜の一般人に手を上げるのは流石に」

麦野「それが遺言でいい――」
以下略



426:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:04:31.49 ID:1k+vy+yM0
壮年の男性「恋の魔法、的な?」

佐天「えー、ちょっと年上過ぎますって。あたしのお父さんよりも多分、上っぽいですし」

壮年の男性「それは残念」
以下略



427:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:06:04.71 ID:1k+vy+yM0
――現在 上条の部屋

上条「御坂、今のメッセージって」

御坂「『私はあなたの敵です』」
以下略



428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:07:36.69 ID:1k+vy+yM0
上条「取り敢えずは、だけど。御坂、悪いけど」

御坂「黒子を行かせる――その前に、佐天さん?聞こえる?」

御坂「あの男はどこに行ったか、どこに行くとか言ってなかった?」
以下略



429:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:09:28.28 ID:1k+vy+yM0
――半壊した部屋

上条「お前はっ……!

壮年の男性「木原さんのアジトでお会いしましたが、あまり憶えてはいらっしゃらないでしょう?そういう術式ですので」
以下略



430:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/22(火) 12:11:47.22 ID:1k+vy+yM0
上条「一体何がしたいんだよっ!」

壮年の男性「あぁすいませんね、上条君。あなたに直接用事はなかったんですけど」

壮年の男性「バードウェイさんが見当たらないもので、こちらへお邪魔すればもしかして、と」
以下略



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