過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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[saga]
2013/10/30(水) 13:17:52.44 ID:ZbrusG1n0
上条「フィアンマが世界を壊すって時、バードウェイは立ち上がったぞ。それが、違う」
上条「そしてまたグレムリンがどうしようも無い事をし始めた時、こいつらは戦いを選んだぞ。それも、違う」
上条「……人の生まれや、民族や人種!確かにそれで世界ってのは決まっちまうかも知れない!けどなっ!」
上条「お前は最初っから『諦めた』だろ!?弟さんが死んでも、ただ無気力に嘆いていただけだろうが!」
上条「変えようとする努力を放棄して!誰かが悪い、誰かの責任だなんて言っても良くなる訳ねぇじゃねぇかよ!」
上条「周囲に正論を吐く人間が誰も居なかったら、お前が言えば良かったんだ……!」
上条「お前が……変えようとすれば……っ!」
笛吹男「……おやおや、意外ですなぁ。『幻想殺し』が泣き虫だったとは……」
笛吹男「――いいものを見せて下さったお礼に、私も――」
バードウェイ「いかんっ離れろ!」
笛吹男「私もただ遊んでいた訳ではありません。既に21枚のアルカナの配置は済んでおります」
バードウェイ「やめろっ!死ぬぞ!」
笛吹男「『プリマ・タロッコ』、私には過ぎた代物……遣う度に一年ほど寿命が減るようですが……まぁ」
笛吹男「後一枚を並べるぐらいには――『塔』!」
『プリマ・タロッコ』――原初のタロットとの二つ目を得て、名前と姿を変えた。
膨大な魔力を得て過去の栄光を一時的に取り戻す。
異界の知識、神への莫逆たる存在。
冒涜の象徴である『死者の書』としての存在を。価値を。役割を。
上条「俺の後ろへ!」
シェリー「いやぁ、これはなぁ」
円周「ちょっと、無理っぽいけど」
先程バードウェイが放った一撃がビル程の大きさの塊だとするなら、『死者の書』が創りだした魔力は新興住宅地程の大きさ。つまり。
海原「これは……飛行場、全部を覆っていますね」
上条「こんなにかよ……!」
笛吹男「やはり悪役は最後まで悪役らしくありませんと……ね」
血を吐きながら笛吹男は笑う――誰を?
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