過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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811:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/07(火) 12:51:16.55 ID:oWowqeUX0
――喫茶店

上条「……」

ピッ

バードウェイ「『――もしもし?私だが』」

バードウェイ「『そう嫌そうな声を出すんじゃない。まるで私が嫌われているかのように錯覚するじゃないか』」

バードウェイ「『――いや、ちょっと気になる結果が。あぁ、占いのな』」

バードウェイ「『気にするかしないかはそっちの勝手。好きにすればいい』」

バードウェイ「『お代は要らんよ。充分に貰っている――あぁウルサイ。あれは助けてやっただろうが』」

バードウェイ「『とにかくお前は下ばかり見ているから転ぶんだ。たまには空を仰ぎ給え』」

バードウェイ「『ではないと足下を掬われるぞ?いいか?忠告はし――』」

バードウェイ「……切りやがったよ、あの馬鹿者が。全く、人の気も知らずに」 ピッ

バードウェイ「なぁ、そのあんみつパフェ、食べないなら貰うぞ」 スッ

上条「せめて疑問系で聞きなさいよっ!?……あれ?」

バードウェイ「もぐもぐもごもごもぐもぐがふっ?」

上条「聞き取れねぇよ!?つーか行儀悪りぃ――あん?」

バードウェイ「これは失礼、ってどうした?」

上条「お前――バードウェイじゃないなっ!?」

バードウェイ「いや?私はバードウェイだが?」

上条「だよなー、って白っ!?」

バードウェイ「あぁ?何の話だ」

上条「髪も元の金髪、ブラウスも白……あれ、お前今さ、黒くなかった?」

バードウェイ「……ほぅ、それはつまりアレかね?『ボス腹黒いですよ』の裏返しか?良い度胸をしているよなぁぁっ?」

上条「すいまっせんボス!?……いやいや、違うそうじゃなくて」

バードウェイ「馬鹿が。年頃のレディとデートに来てるというのに、白昼夢でも見てたのか?」


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