過去ログ - バードウェイ「ようこそ、『明け色の陽射し』へ」 〜断章のアルカナ〜
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846:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 12:58:56.87 ID:oqje6o8Q0
「同様に、だ。君は今、『上条当麻と同じ事をするのであれば、誰だって代わりえた』という仮説を立てたが……ふむ?」

「目の前の家出シスター相手に右手を振い」

「一万人殺した世界最強の能力者に立ち向かい」

「変質的な錬金術師に死にかけ、十字教一派と苦楽を共にしたり――」

「時にはイギリスを敵に回し、それでも飽きたらず第三次世界大戦中のロシアにまで乗り込んだな」

「そんな大馬鹿者が。常人どころか聖人や英雄ですらも匙を投げるような事態に対しても、だ」

「何度も何度も死にかけ、挫けて、何の見返りも求めない大馬鹿者が!」

「世界中のどこを探しても『上条当麻』以外の馬鹿なんて、いないに決まっているだろう!」

「可能性はあるかも知れない。もしかしたらもっと上手く、もっと楽に、誰かが何かを助けてくれた“可能性”だ」

「だが!それはあくまでもしもの話だ!現実には起こりえなかった仮定の話、所詮は言葉遊びに過ぎない!」

「あの日、あの時、あの場所で!」

「現実に押し潰されそうになる少女を!」

「妹のために死に場所を見つけた少女を!」

「姉に命を説いた少女を!」

「助けたのは、誰だっ!?」


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