34:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:54:17.35 ID:476S2hYe0
凛「そうなのかにゃー……?」
真姫「私はね、子供の頃からいつもこう教えられたの。成長するということは、そのたびに何か大切なものを失うことなんだ、って……」
花陽「……!」
35:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:55:22.51 ID:476S2hYe0
真姫「……え?」
凛「どうしたにゃ?」
花陽「ほら、この曲……」
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2013/09/03(火) 11:56:34.76 ID:476S2hYe0
花陽「にこちゃんの曲とかも、チェックしてないの……?」
真姫「そんな暇はないわよ。今流れてる曲だって、花陽に言われなかったら、きっと気づいてなかったわ」
凛「ほんとかにゃー?」
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2013/09/03(火) 11:57:21.20 ID:476S2hYe0
花陽「ふふ……」
凛「……まったく、真姫ちゃんは子供だにゃー」
真姫「な、何よ……?」
38:以下、新鯖からお送りいたします[saga sage]
2013/09/03(火) 11:58:02.75 ID:476S2hYe0
花陽「真姫ちゃんがそうやって応援してくれてるって聞けば、にこちゃん、きっと喜ぶと思う。だから……」
凛「たまには会いにいってあげたらどうにゃ?」
真姫「わ、私は……。だ、大体、向こうだって忙しいだろうし……」
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2013/09/03(火) 12:13:48.11 ID:476S2hYe0
―数時間後。
真姫「……にこちゃんの家まで来ちゃった……」
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2013/09/03(火) 12:14:38.20 ID:476S2hYe0
にこ「久しぶり……ね……」
真姫「そうね……。久しぶり……」
にこ「……」
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2013/09/03(火) 12:15:53.58 ID:476S2hYe0
にこ「ちょっと散らかってるけど……。お茶入れるから座って待ってて」
真姫「あ……。ほ、本当にすぐ帰るから」
真姫(にこちゃんの家で二人きりなんて、初めて……かな……)
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2013/09/03(火) 12:16:38.16 ID:476S2hYe0
真姫「え……?」
にこ「ずっと、顔も見せなかったくせに……」
真姫「だ、だからちょっと近くまで来たから、よ、寄ってみただけよ」
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2013/09/03(火) 12:17:56.94 ID:476S2hYe0
にこ「大学卒業して、医者になって、親の病院継ぐつもりなの?って聞いてんの」
真姫「そ、それは……。もちろん、そのつもりよ。ずっとそのために勉強してきたんだし……」
にこ「今でも、歌は続けてるんでしょう?」
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2013/09/03(火) 12:18:46.29 ID:476S2hYe0
にこ「別に。……つまらないこと聞いて、ごめん」
真姫(どうしたのかしら、にこちゃん。やっぱり、何だか疲れてるみたい……)
にこ「……何よ。ニコの顔になんかついてるの」
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