過去ログ - 垣根「えっ何?俺とセックスしたいって?」
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151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:17:27.21 ID:WjRxkfpSo
垣根「何、昨日のこと思い出した?」

一方「ちっげェよ、クソ。黙れ変態。勝負ってどンなだよ。
    どォせまたろくでもねェ提案だろォがな」

以下略



152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:17:58.10 ID:WjRxkfpSo
―――

子供がなけなしの小遣いでプレイしても、まともに中の商品を掴むことすら出来ない超ゆるゆるアームのクレーンゲームは日本全国、どこにでもある。
学園都市第十五学区の某ビル、某ゲームセンターもまた、例に漏れずそのような姑息な調整を受けていた。
まともに商品が掴めないと客がキレるまではそんな状態で放置されているクレーン機には、その日その時、異常が起こっていた。
以下略



153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:18:29.89 ID:WjRxkfpSo
店員A「どうします、大宮先輩」

店員B「どうするもこうするも……止めるしかないだろ」

このままでは店内の全クレーンを空にされかねない。
以下略



154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:18:58.44 ID:WjRxkfpSo
代赭色の髪を肩に触れる程度に揃え、前髪を左分けにした、整った顔立ちの少女の凛とした声が響く。
その身を包むのは学園都市で五本の指に入る名門校、常盤台中学の制服だった。

ギャラリーの視線が集まってもなお、少女の顔つきは精悍なままだ。

以下略



155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:19:28.25 ID:WjRxkfpSo
垣根は端正な顔に爽やかな微笑みを浮かべて言い放つ。

垣根「悪い悪い。ゲームの戦利品の数で競って敗者が勝者にケツ掘られるっていう
    一世一代の大勝負してたもんだから夢中になっちまった。
    愛しいこいつのケツを掘るために必死だったんだ。大目に見てくれよ、お嬢さん」
以下略



156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:20:01.92 ID:WjRxkfpSo
 


第三位に追い払われた第一位と第二位は人通りの少ない自販機コーナーに移動していた。

以下略



157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:21:10.65 ID:WjRxkfpSo
一方「あの手の本の情報なンてアテになるのかよ。
    飲ンではいけない飲みものの情報を飲ンではいけないって本が出るかもな」

垣根「そして更に飲んではいけない飲みものの情報を飲んではいけないという本の情報を飲んではいけないという本が……」

以下略



158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:21:59.23 ID:WjRxkfpSo
一方「顔が引きつってるぞ。大丈夫かァ?」

垣根「引きつってねえし。あーマジブラック旨え。けどやっぱ砂糖とミルク入ってる方がいい」

一方通行にブラックコーヒーを返してから速やかに垣根は自分の持つ缶の蓋を開け、甘いコーヒーを口に入れる。
以下略



159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:22:37.53 ID:WjRxkfpSo
完全に小馬鹿にした顔の一方通行に垣根は苛立ちを募らせる。
それを流す余裕など無いのが垣根帝督だ。

(仕返ししてやろ)

以下略



160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/09(水) 22:23:22.78 ID:WjRxkfpSo
味の好みは合致しそうにないらしい。
苦党と甘党。
破壊と創造を司る学園都市の頂点の双璧はそんなところまで対になっていた。

垣根「おかしいな、BLじゃ掘られる方は甘党が主流だって聞いたのに」
以下略



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